ジョン・コルトレーン・トリビュート、板橋文夫、宮沢昭など


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ジョン・コルトレーン・トリビュート・アルバムからのシングル・カットが到着!ビルト・アン・アークなどでおなじみのドワイト・トリブルによる「A Love Supreme」カヴァーなど収録。コレが大人の鑑賞に堪える素晴らしく良い出来。10インチというフォーマットもニクい。
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スピリチュアル・ジャズといえばこちらも。日本スピリチュアル・ジャズの傑作宮沢昭の「いわな」遂にリイシューされました。ドルフィー的音世界を展開するワールド・クラスの傑作。そして個人的にハマリまくってる板橋文夫(p)のリイシュー、アンソロジーなどもいろいろ集めてみました。この人のピアノは激しく、暖かい。是非聴いてみてください。
日本人アーティストによるジャズもエエの多いですな。移転を期にこのあたりのCD、レコードもいろいろ紹介できたらと思っています。文化的ナショナリズム高まる今日この頃。
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今週末より九州福岡はTicromarketにて店内セールさせて頂きます。金曜日から?
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Akira Miyazawa (宮沢昭)/Bull Trout -CD/[CD]/
戦後日本のモダン・ジャズ界を代表するテナー奏者の一人、宮沢昭の69年のアルバム。当時シーンを席巻していた佐藤允彦、富樫雅彦、荒川康男のトリオにパーッカションの瀬川養之助を加えたクインテットでの演奏。26分にもわたる大作「いわな」は確実に「コルトレーン以降」を感じさせてくれる野心的な演奏。張りつめたテンションが最高にクールです。続く「河ます」での伸びやかなテナーも素晴らしい。本格感溢れるスケールの大きな演奏です。これぞ日本ジャズの至宝。全てのジャズ・ファンにオススメです!
Dwight Trible/Acknowledgement For John Coltrane EP- 10/[10]/
コルトレーン生誕80周年を記念して、オランダはKindred Spiritsが制作するコンピレーション「Acknowledgement For John Coltrane」からの先行10EP。ニンジャ・チューンでのソロ・アルバムやビルト・アン・アークでのパフォーマンスで人気のシンガー、ドワイト・トリブルがコルトレーンをカヴァーした好EPです。A Love Supremeはドラムにビリー・ヒギンズ、テナーにチャールズ・オーウェンスと往年の名プレイヤーをフィーチャー。素晴らしくスピリチュアルな仕上がりとなっています。SIDE-Bはビルド・アン・アークのメンバーとの共演。こちらも文句なし。スピリチュアル・ジャズが好きな方はぜひ聴いてみて下さい。オススメ!!
Fumio Itabashi Trio (板橋文夫トリオ)/Rise And Shine -CD/[CD]/
数々の名演が繰り広げられた西荻窪のライヴ・ハウス「アケタの店」でのライヴ・レコーディング。もともとは処女作「涛」に先駆けてリリースされるはずが何故か76年にリリースされた、結果的に彼の2ndアルバム。ライヴ・レコーディングという状況がそうさせるのか、「Watarase」でこの人の名を知ったリスナー(僕もそうです)のイメージを大きく覆すワイルドな演奏。手数多いドラムに煽られて鍵盤に汗をまき散らす様が目に浮かぶ大熱演であるオリジナル曲Tr-1、洗練とはまた違った深いぬくもり溢れるバラッド、そして今回ら新たに発掘されたタイトル曲のフル・エディット・テイクの全3曲。板橋いうところの「汗をかきぶつかっていく音楽」がつまってます。
Fumio Itabashi (板橋文夫)/Watarase -2CD/[2CD]/
彼の代表曲である「Watarase」を中心に編まれたアンソロジー・アルバム。自己名義の作品だけでなく、盟友森山威男のリーダー作など参加作品からも選曲された彼の活動を俯瞰できるような構成。圧巻はなんといってもDiscー2一枚を費やした「Watarase」テイク違い。ピアノ・ソロ、トリオ、カルテット、そしてオーケストラとの共演など様々な表情を見せる「Watarase」に浸りきれます。ジャイルズ・ピーターソンがRadio 1でプレイしたヴォーカル・ヴァージョンもバッチリ収録!
Fumio Itabashi (板橋文夫)/Watarase -CD/[CD]/
82年にリリースされた板橋文夫初のピアノ・ソロ・アルバム。彼のパワフルかつインテリジェンスに満ちた叙情性溢れるタッチのピアノが堪能出来る作品です。白眉はなんといっても彼の故郷である栃木県足利市を縦断する渡良瀬川をタイトルに冠した「Watarase」。幾度と無く再演されることとなる彼の代表曲ですが、作者本人のソロ演奏、という以上に曲の骨格が浮き彫りになっている印象。普段はあまりピアノ・ソロ・アルバムを聴かない人にもオススメしたい。
Ryo Fukui (福居良)/Scenery +2 -CD/[CD]/
28歳の福居良がトリオに録音したデビュー・アルバムに、セカンド・アルバムからの2曲をボーナストラックとして追加したスペシャル・エディションCD。スタンダードを中心に演奏された端正で品の良いピアノ・トリオもの。中でも素晴らしいのは市川秀雄作のEarly Summer。「渋谷ジャズ維新~ジャイルス・ピータソン編」にも収録されたスピリチュアルな名演です。グルーヴィーなピアノ・トリオものをお探しの方にスイセンしたい傑作!
Weldon Irvine (ウェルダン・アーヴィン)/Liberated Brother -CD/[CD]/
自身が運営していたレーベル、Nodlew Musicからリリースされていた彼の1stアルバム。ニーナ・シモンのグループにてオルガン奏者として活動していた時期を経て、72年に録音された傑作です。後にホレス・シルヴァーがカヴァーしたラテン・リズムの名曲Liberated Brother、スタンリー・タレンタインがカヴァーしたジャズ・ファンクSister Sanctifiedのオリジナル・ヴァージョンを収録。その他、ジャズ・ファンクMr.Clean、Homeyなど全曲オススメ!レア・グルーヴ好きはマストなアルバムです!
Weldon Irvine (ウェルダン・アーヴィン)/Time Capsule -CD/[CD]/
自身が主宰したNodlew Musicからリリースされた、彼の最高傑作のひとつとしても名高い2ndアルバム。録音は73年。ファンクのビート、エレピ、ポエトリー・リーディング、女性ヴォーカルをフィーチャーしたジャズ・ファンク〜ニュー・ソウル的なアルバムで、全てのブラック・ミュージック好きにオススメしたい大傑作です。エレピが最高すぎるメロウ・チューンDeja Vu、女性ヴォーカルが素晴らしいFeelin’ Mellow、ウォーターゲイト事件を皮肉ったファンク・チューンWatergate -Don’t Bug Meなどオススメ。間違いなく一生モノの一枚です。
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