2012/08/01

Dennis Bovell / Mek It Run / Pressure Sound

 

Dennis Bovell Mek It Run Pressure Sounds

Dennis Bovell / Mek It Run / Pressure Sound (2LP / 1CD)

 

プレッシャー・サウンズの75番目はUKのダブ魔王、デニス・ボーヴェルのレア・トラックス集。レア・トラックスとはいってもよくある未発表音源を寄せ集 めたものではなく、デニス・ボーヴェル自身がAriwaスタジオにて新たにダブ・ミックスを施したもの。彼の音楽の魅力であるポップとアヴァンギャルドの 巧みなミックスぶりに、ヴィンテージ感とフレッシュさを更に付け加えたアップデートされたサウンド。

1. Vargen (Dub for Basboosa)
チュニジア民主化運動の発端となった青年に捧げるダブ。響き渡る狼の遠吠えで青年の心情を表現したようなディープなダブ・ミックス。

2. Mek It Run (Run Rasta Run)
1976年、African Stone名義でリリースされた”Run Rasta Run”という曲のリメイク。ジャー・バニーがドラムを叩き、デニスがヴォーカルを含むすべてのパートを担当。後にデニスの息子ボビーがリリースしたゴスペル・アルバム中でリメイクされた。
3. Princess Dub
4. In Tha Mix
5. Secret Service
6. Dub d’Cap’n
7. Floods of Tears
初出は77年、デニス・マトゥンビの名でリリースされた7インチ”More Cut”にて。もともとのタイトルは”Raindrops”。ヘヴィなステッパー・リズム。

8. Saxophonagravaparachuterreggae

9. Afreecan (featuring I Roy)
1984年録音。ヒュー・マンデルの”Africa Must Be Free by 1983″へのI Royからの返答、という曲であったが一年後にそれをやっちゃうのはどうかということでその部分はダブ処理で消去。スペイシーなダブワイズがカッコイイ曲

10.Binghi Man
ナイヤビンギぽい雰囲気の呪術ダブ。シンプルかつヘヴィなビートにパーカッションが妖しく響き渡る。

11. Dub Code
長期間に渡りコラボレイトし続けたリード奏者スティーヴィ・グレゴリーによるフルートをフィーチャーした美しいダブ。彼はジョージ・マイケルの”Careless Whisper”でも印象的なサックスを披露したことでも知られる。

12. Regole Pas
アメリカのR&Bでよく使われていたブリブリのシンセ・ベースがファンキーな曲。”Mission Impossible”を微妙にパクったシンセのメロが怪しい。デニス流コンピュータライズド・サウンド

13. Burden (featuring I Roy)
I Royのシングジェイ・スタイルのヴォーカルをフィーチャーした曲。ゴスペル・スタンダード”Down By The Riverside”を下敷きにしたサザン・ソウルぽいムードを持つ曲。

14. Cross to Bear
13のダブ・ヴァージョン。ベースラインを強調したミックス具合がファンキー。

15. Wallpaper Eraser
ゆったりとタメの効いたビートにホーンが飛びまくるチルアウト系のダブ。ホーンの残響音が気持ち良すぎる。。

16. After The Storm (Tahrir Rock)