「孤高のトランペッター」という呼び名がふさわしいトニー・フラッセラが遺した1955年録音、唯一のリーダー作。同じく白人トランペッターであるチェット・ベイカーを思わせるメランコリックなトーンはジャケット写真のスウィートなイメージそのまま。このジャケットのすばらしさはいろんなジャンル、時代をとおしても相当いい線いってるのでは？麻薬禍で命を落とした彼の渾身の一枚。オリジナル盤は相当のレア度だそう。センター・ファン・レーベルも忠実に再現したライノ社製アナログ・リイシュー。